こんにちは。
雛人形・五月人形のオーダーメイド専門店、mikoto雛です。
今回のブログでは、mikoto雛が大切にしている「品質の良さ」に注目しながら
・なぜ国産品をお勧めするのか?
・通販や量販店の雛人形は何が違うのかな?
といった疑問にお答えしていきます。
そもそも海外製品なんてあるの?
mikoto雛にあるものと一般に流通しているものとは
何が違うんだろう…と
値段や品質で悩む人は是非読んでみてください。
今回もmikoto雛の広報担当にインタビューに答えていただきました。
雛人形・五月人形の国産・海外産、どう違う?
-----なんとなく「国産」と聞くと良さそうなイメージはあるのですが
ズバリ、通販とかで買えるものは海外製品だということでしょうか?
安価な物には多いですね。10万円以下のものなど。
でも、例えばそれ以上する親王飾りでも、何十万とする段飾りでも、
お人形本体や飾りのパーツが海外製だということもあるので、
一概に金額で区切れるわけではないんです。
日本の文化ですから「当然日本で作ってるでしょ?」って
みなさん思いやすいんですけど、そうではなくて。
最近は見せ方がうまくて、メインの型を作ってる人が日本の人形師さんであれば、
他の細かいところは海外に外注していても「日本の職人さんが作っています」
という表記になっていることもあるんですよね…
------ネットなどの表記は…それだけで判断するのが難しいのは
お人形界隈も同じなんですね。
もちろん、一概に海外製品が悪いといわけではないんです。
唐織や蘇州刺繍など、海外製品ならではの美しい技術もたくさんあります。
量産品であっても、安くお求めになりたい方もおりますから、
それなりに形に見えるものの安価な販路を作ってくれているというのは、
それもまた素晴らしいことだと思っています。
逆に国産品であっても安価な素材が使われているものもあれば、
量産品も流通しています。
それらと、国産で良品質のを比べると、作り方や素材の集め方も違えば、
人手経路も異なります。
何より、人形供養の場に持ち込まれる新品同様のお雛様は、
大体大量生産のものが多いんですよ。
壊れているわけでも、傷んでいるというほどでもないのに、
1年だけ飾って捨てられてしまう。
想いの少ないものは、手放しやすいのかもしれません。
------初節句だけ出したら終わり!みたいな方たちもいるということですか?
寂しいですね…。
自分で選んだという思い入れがあったり、悩んでこれが良い!って選び抜いたと
思えるものの方が大事になさる方が多いです。
人形に限らず、大事なお買い物ってそうですよね。
じっくり悩んで選んで手に入れたからこそ、
丁寧にしまって、また来年飾ろうと思うでしょうし、
そうゆう思い出を大切に育んでくださります。
置き場所が自宅じゃなくても、実際に残っていたり、
親戚が増えたときにまた出したり…。
それに小さい頃から本物に触れてほしいという思いもお持ちですね。
ちょっと長くなってしまいましたので続きは次回に…