節句

節句 · 5月 05日, 2019年
祝日法2条によれば、「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」とのこと。 古く宮中では、菖蒲を髪飾りにした人々が集い、天皇から薬玉(くすだま:薬草を丸く固めて飾りを付けたもの)を賜る行事も、奈良時代にその記述が見られます。 鎌倉時代ごろから、「菖蒲」が「尚武」と同じ読みであること、また、菖蒲の葉の形が剣を連想させることなどから、端午は男の子の節句とされ、男の子の成長を祝い、健康を祈る日になっていきます。 鎧・兜には男の子の魔をはねのける意味が込められています。 なので仕舞わずにずっと飾ってあげるのが本来の飾り方です。 産んでくれたこと、生まれてきてくれたことにありがとう。 みんな健康で心豊かに繁栄するようにの願いが祝日とは日本って改めてかっこいい。

節句 · 2月 28日, 2019年
桃の節句(雛祭り)の食べものをいただいてお祝いします。 〇菱餅:蓬の緑・菱の実の白・くちなしの赤い餅を重ねてあり、厄除け・清浄・厄病除けの効果で、健やかな成長を願っています。 〇雛あられ:関西風は餅を砕いて揚げたあられですが、関東風は米粒をあぶったものが原形で、倹約の心を表しています。 〇白酒:本来は桃の花びらを浮かべた「桃花酒」で、百歳(ももとせ)を願いましたが、江戸時代に白酒ができて定着しました。 〇はまぐり:潮汁にしていただきます。はまぐりは対の貝殻しか合わないため、相性の良い相手と結ばれて仲睦まじく過ごせるよう願います。 〇ちらし寿し:長寿祈願の海老、見通しのいい人生を願うれんこん、健康勤勉を願う豆など、縁起の良い山海の幸を彩り良くちらします。

節句 · 12月 08日, 2018年
ひな祭りの意味  三月三日のひな祭りは、正しくは上巳(じょうし、じょうみ)の節句といいます。三月の初めの巳の日という意味ですが、のち三日に定まり、また、ちょうど桃の季節なので、今では桃の節句という美しい名で親しまれています。  人形(ひとがた)、あるいは形代(かたしろ)と呼ぶ草木あるいは紙やわらで作った素朴な人形に、自分の災厄を移して海や川に流した祓いの行事と、平安時代に始まるお人形遊び(ひいな遊び)とが、長い間に結びついたのが、現在の「ひな祭り」です。  ひな人形には、生まれた子どもがすこやかで優しい女性に育つようにとの親の願いが込められています。ひな人形をその子の形代と考えて、どうぞ災いがふりかかりませんように、また、美しく成長してよい結婚に恵まれ、人生の幸福を得られますようにという、あたたかい思いを込めて飾ります。 引用 一般社団法人 日本人形協会

節句 · 12月 03日, 2018年
初節句とは  女の赤ちゃんが生まれて、初めて迎えるお節句(三月三日のひな祭り)を、初節句といってお祝いします。生まれたばかりの赤ちゃんが、健やかに育つように願いをこめてお祝いする行事で、江戸時代から続いているならわしです。 引用 一般社団法人 日本人形協会

節句 · 12月 03日, 2018年
お祝いの仕方  ひな祭りのお祝いは、本来当日ですが、前の晩(宵節句(よいぜっく)といいます)にお招きしてお祝いするのもよいでしょう。両家の両親やお祝いをいただいた方、普段親しくしている方たちを招きます。  ひな祭りのごちそうは、お寿司とはまぐりのお吸い物がつきものです。はまぐりは、他のはまぐりのフタとは絶対に合わないところから、女性の貞節を教える意味で使われます。  また、お寿司が好まれるのは、ちょうど新鮮な春の魚介類が出回るため、季節感を味わうのによいからです。 引用 一般社団法人 日本人形協会